手が届くとつい欲張ってしまう

アレクサンダー・テクニーク

タイトル、共感していただけた方もいたんじゃないでしょうか?

例えば。

あるフレーズでタンギングが追いつかずに困っているとします。
なんとかタンギングを速くして追いつかせたい。

練習をしたり、演奏プランを考えてみたり。

もう一度チャレンジ!
今度はうまくいった!!

でも。
タンギングはできたけど、なんかスムーズじゃないなぁ。

 

さらにチャレンジ!
今度はスムーズだったけど。

でも。
あんまり響いていない感じがするからだめだなぁ。

 

 

より高みを目指すあまり、最初の目標を達成したことを忘れ、
そして最初の目標を達成した自分を認めてあげることをせず、
いつの間にか今できていないことが気になってしまいます。

 

最初の望みはタンギングを追いつかせたい、だったはずがいつの間にか次へ次へと目がいってしまう。
より高みへ、より良い音楽へ はもちろん良いことだけれど、

よくなっている自分、ひとつひとつ目標達成できている自分を認めてあげることが大事。
そうすることでさらなる高みへと進んでいけるんじないかなと。

今日、校長のジェレミーに言われたこと。
欲しているものが手に入り始めたら、もっと先の目標に目が行き始める。

微細な変化でも喜んで楽しんでいけたら、
きっとそれが力となっていく。

 

成長はらせん階段のよう。
自分ではなかなか気づきにくいこともあるけれど、他の人からみると確実に成長している!

だからこそ、メンバー同士声をかけあって高め合っていけたら素敵だなぁと思います。