今日はおうちでできるアレクサンダー・テクニーク プチ体験！についてご紹介します。
おうちでできるアレクサンダー・テクニークのプチ体験【準備編】
それでは早速体験！！
といきたいところですが、…その前にひとつ準備がありました。
実は、アレクサンダー・テクニークは単独でできるものではありません。
アレクサンダー・テクニークは何かしたいことがある時に役に立つもの
何かしたいことがある時、自分自身の能力を最大限に発揮することができます。
もっと平たくいうと、「○○したいときに自分の体の状態をお得な状態にしていい感じに機能してくれるようにする」ということです。
ステップ０ やりたい動きを決める
まず最初にやりたい動きを決めます。
例えば
- 歩く
- 手をあげる
- 声を出す
- 深呼吸をする
- 歌う
こういったことで大丈夫です。
それでは実際に体験をしていただきます。
ぜひ体を動かしながら体験してみてください！
今回の例では「深呼吸をする」でいきますね。
アレクサンダーさんの発見を使うと
・深呼吸をする時、自分自身の能力を最大限に発揮することができます。
・平たくいうと、深呼吸をしたいときに、自分の体の状態をお得な状態にしていい感じに深呼吸を機能するようにできます。
おうちでできるアレクサンダー・テクニークのプチ体験【実践編】
プチ体験に必要な３ステップ
ステップ１ いつも通りやってみる
① まずは、普通に深呼吸をしてみます。このときの呼吸の感じを覚えておいてください。
ステップ２ わざと頭を動かさないようにしてやってみる
② 次に、わざと以下のことをやってみてください。
- わざと頭を背骨の方に押し付けるようにして、
- わざと首の後ろ側をギュッとかたくして
- わざと頭を動かないようにします。
それを続けながら、深呼吸をしてみてください。このときの呼吸の感じを覚えておいてください。
ステップ３ わざと頭を動かさないようにしたことをやめて、動けるようにしてやってみる
③ 最後に、②でわざとやったことをやめていきます。
- わざと頭を背骨の方に押し付けるようにしていた動きをやめて、
- わざと首の後ろ側をギュッとかたくしていた動きをやめて
- 固定していた頭が動ける状態を作ってあげます。
- 頭が動き出すと、頭と繋がっている首やその下の胴体、腕や脚に繋がっているので、全身繊細な動きがあることを感じてみます。
それを続けながら、深呼吸をしてみてください。このときの呼吸の感じを覚えておいてください。
さて、お疲れ様でした！
試してみて、どの時の深呼吸がどんな感じだったでしょうか？
よくわからなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。
お得モードが体感でき、すごく呼吸が違ったという方もいらっしゃるかと思います。
上記の実験が私の意図した通りにできていると、②では呼吸がしづらくなった感じがあり、③では呼吸がしやすくなったかもしれません。
また、人によっては①よりも③の方が呼吸しやすかった、という方もいらっしゃいます。
①は何も意識せずにやったので、自分自身の通常の状態です。【通常の感じ】
②は例えばちょっとしたこわさを感じているときなどに起きる可能性のある動きです。【ちょっと損な感じ】
③は意図的に自分自身の体をより上手に使えるようにした状態です。【ちょっとお得な感じ】
①②③の変化を知って、例えば楽器を吹くとき、指をもっと上手に回るようにしたいとき、腕の動きをスムーズにしたいときに、③を自分で意図してやってみて試してみる。
きっとおもしろい変化があると思います。
上記を試してみてよくわからない！と感じた方は、ぜひ体験レッスンにお越しください。
アレクサンダー・テクニーク プチ体験のサポートをさせていただきます(^^)