先日の熊本を中心とした九州地方での地震により、被害に遭われた皆さま、そして現在も不安な時間を過ごされている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
私自身も、日頃からレッスンなどでお世話になっている九州の皆さまのお顔が浮かび、心配しておりました。1日も早く安心して過ごせる日常が戻りますことを願っています。
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さて、今回は本番を迎える皆さんに向けて、演奏前に大切にしたいことについて書いていきます。
- 「演奏していると、すぐに力んでしまうんです。」
- 「肩に力が入ってしまいます。」
- 「息が入らなくて苦しいです。」
- 「息が続きません…。」
この夏、こんな相談を何度も何度も受けてきました。
目次
管楽器演奏が苦しくなる本当の理由
それと同時に、この1か月で16団体のレッスンをする中で、何度も目にして強く感じたことがあります。
それは、呼吸が流れ始めた瞬間に、音が変わること。
文字にすると当たり前のように聞こえるかもしれません。でも実際には、多くの人が「呼吸が流れていない」ことに気づいていません。
本人は、
- 演奏すると力んでしまう
- すぐバテる
- すぐに口が疲れる
- 音が薄っぺらくなる
- なぜか発音がうまくいかない
と感じているケースが多いようです。
でも、その原因は「肺活量が少ない」ことや「脱力できていないから」ではなく、
息を吐いているつもりでも、呼吸の流れをどこかで止めてしまっていることが少なくありません。
私はそれを「息が浅い」というより、呼吸が途中で止まっているような状態(無意識に流れをせき止めている状態)だと感じています。だから、楽器を吹くこと自体が苦しく感じてしまうのです。
「ホッとため息」に隠された大きなヒント
そこで、まず使うのが【ため息】です!
小さく「はぁーーー」と吐いてみる。すると、演奏中には気づかなかった力みがふっとほどけることがあります。
これは管楽器では大きなヒントになります。
なぜなら、
【息を吐いているにも関わらず、力みが抜ける感覚】を体験できるからです。

上の絵のように、「はぁーー」と吐いた時に、胴体が広がるように動くような感覚です。
管楽器演奏中(つまり、息を吐いている最中)に力みが抜ける感覚は、多くの人が体験したことのないものかもしれません。でも、これがスタミナ向上やバテの軽減の大きなヒントになります。
さらに、自然と自分自身が響きやすい心身の状態にチューニングされるような感覚もあります。その状態の時には、1人で音を出した時にも自然と音が鳴ります。さらに、合奏全体で音を出した時には、何倍にも音の響きが多くなったように感じるのです。

呼吸は空間までつながっている
ため息で「流れる感じ」が分かったら、次はその流れを空間まで広げます。
私がよくお伝えするイメージがあります。
- 頭のてっぺんから、水が流れ出し…
- 体の横を伝い…
- 床へ流れていく

まるで、富士山の裾野⛰️を流れる水のようなイメージです。
そして、息の流れが演奏空間にも広がっていく。同時に、音も360度方向に広がっていきます。
本番前に思い出してほしいこと
このようなイメージで実際に体が変わっていくと、呼吸だけではなく、体の使い方、音の響き、そして音の届き方まで変わることがあります。
この夏、16団体で何度も見た光景でした。
本番前、「もっと頑張って吹こう」ではなく、「今、呼吸は流れているかな?」とご自身に問いかけてみてください!
私の生徒さんで、この週末に本番を迎える方がたくさんいらっしゃいます。みなさんが、自分本来の力を存分に発揮できますように!!
心から応援しています📣 📣 ✨
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