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しあわせな本番。それでもばくばくドキドキ
以前での本番でのこと。
改装したばかりの音響抜群でのコンサートホールでの本番。
1377名ものお客様をお迎えすることができ、ほぼ満席状態。幸せな本番でした。
吹き慣れた楽曲、十分練習を重ねたフレーズだったにも関わらず、曲中30分間ばくばくドキドキとともに過ごし、間違えたことのないフレーズをミスしたり、打ちのめされるような瞬間もありました。
演奏中はアレクサンダー・テクニークで学んだことを活かし、自分で計画していたプランをやり続けました。アレクサンダー・テクニークを学び始めてからは、緊張したときの本番でもうまくいくことが多かったのですが、久しぶりに自分自身のコントロールがうまくいかない感覚があり、焦りを感じました。そんな、ばくばくドキドキに飲まれそうになりながらも、シンフォニー最後の決めどころがしっかり決められた時はアレクサンダー・テクニークを学んでいてよかった!と心から思った瞬間でした。
以前までは本番で一度崩れてしまうとなかなか復帰できずにいたのです。
それが復帰できるようになったということは私にとって大きな大きな進歩です。
極度のあがり症に悩み続けた十数年
実は私がアレクサンダー・テクニークを本格的に学ぼうと決めたのは、10年以上極度のあがり症に悩み、楽器をやめようかというところまで追い詰められていた頃でした。
アレクサンダー・テクニークに出会って学びを深めるうちに、本番の緊張とどう向き合っていったら良いのか少しずつ選択肢が増え、確実に良い方向に向かっているのを感じています。
私の経験上の話にはなりますが、あがり症を克服する、緊張しないようにすることはできません。
ただ、あがり症を乗り越えるための様々な策をもっていることで、演奏の手応えが大きく違ってくるように感じます。
こんな思いを感じたことはありませんか?
・練習だとうまくいくのになぜか本番だとうまくいかない
・緊張しても力を発揮できるようになりたい
・あがり症で悩んでいる
・少人数での合奏ですでに緊張してしまう
・本番でもっと力を発揮できるようになりたい
緊張してもなんとか力を発揮したい!という強い思いが私の中の学びの原点となっています。
私が本番で強く恐怖を感じ、失敗したときの体験談はこちら
今後、本番で力を発揮するためのセミナーも企画していきます!