姿勢と構えの探求講座・名古屋市立大学管弦楽団

ワークショップ

愛知県内の大学オケとして、とても精力的に活動されている名古屋市立大学管弦楽団の皆さま向けに講座を開催しました。

演奏において悩んでいることを伺ってみました!

弦楽器

  • 右手と左手がずれるのを防ぎたい
  • 楽な持ち方ってどんなのだろう?
  • 力まずに楽に楽器を鳴らせるようになりたい
  • 緊張する場面でも右手がスムーズに動くようにしたい

管楽器

  • 力まず高音が出せるようにしたい
  • 息が続かない
  • 低音の鳴りが悪い
  • 跳躍がきれいにできない
  • 豊かで響く音を出したい
  • 吹く時に体に力が入ってしまう
  • 低音域の発音の遅さを改善したい
  • 高音ですぐバテてしまう
  • 右腕が痛くなってくる

弦楽器、管楽器それぞれの悩みに加え、奏者であれば誰もが感じたことのあるようなお悩みがずらりと並びました。

講座前半では、姿勢と構えを重点的にレクチャーし、管楽器にも弦楽器にも共通するポイントを全員で体験していただきました。

 

当日の講座の様子をご紹介!

楽器を一度置いて、からだを動かしたり、その様子をオーケストラの仲間同士でじっくり観察したり、意見交換しながら深めていきました。

からだの使い方は、演奏技術そのものだと考えています。

からだの使い方が変化すれば、おのずと音にも大きな変化が現れます。

 

メンバーの皆さんと一緒にいろんなエクササイズをまじえて、わいわいと探求を進めていきました。

 

全員での探求のあと、順番に希望していただいた方の公開レッスンをしました

 

なめらかにフレーズをつなぐことができないというオーボエ奏者の方。

早速演奏していただきました。

1回目の演奏の手応えとしてはいつもとだいたい同じ。ここで、今日新しく知ったアレクサンダー・テクニークを試しに使ってみていただくことにしました。

 

ご本人としてはスラーがかなり吹きやすくなった様子でうれしそう!聴講されている仲間も笑顔が広がりました。

 

また、トランペットの方とのレッスンも実施しました。人前で吹くとこわくなってしまうという部分にも向き合い、こわくなった時にどのような対応ができるか。受講生の皆さんそれぞれの悩みを聞かせていただき、レッスンを進めました。

いただいた感想はこちらからご覧下さい!

 

すぐに効果を感じとても驚きました。練習量で技術が上がると思っていましたが、呼吸や筋肉の使い方のコツだけでもとても変化があったのが1番びっくりしました。【大学:オーケストラ】名古屋市立大学管弦楽団のみなさま

 

名古屋市立大学管弦楽団の皆さま、ありがとうございました!