こんにちは!加藤有希です。
今日は管楽器のアンブシュアに関する記事です。
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管楽器のみなさん、こんな風に悩んだことはありませんか?
- うまくアンブシュアが保てない
- 疲れて唇が支えられなくなってくる
- 唇ばっかりに力が入ってしまう
この記事を読んでじっくり実践いただくことで、
- アンブシュアの支えは増えたのに、変な力みはなくなった!
- 疲れが軽減して、スタミナがもつようになった!
- 音の響きが増えた!
- 音域の移動が楽になった!
こんな変化が出てくるかもしれません。
実際、私自身もこれを実践するようになってからそのような変化を感じています。また、私の生徒さんたちにも実践いただいて変化を感じている方もたくさんいらっしゃいます。
アンブシュアの支えは帆船にヒントあり⁉️
実はアンブシュアの構造ってこのようになっているのです!
じゃーん!
そう、帆船(はんせん)です。
風を受けている帆の部分が【唇】です。演奏時、唇はたくさんの息の力を受けています。息の力を受けられるようなしなやかな張力が必要です。
帆の周りにたくさんのロープがありますよね。帆が風の力を十分受けることのできるように、たくさんのロープで支えてくれているわけです。
このロープたちがなければ、帆は十分な張力をもって風を受けることができません。
では、アンブシュアにおける【ロープ】はどんなものがあるのか、みていきましょう。
アンブシュアの筋肉のバランスはどうやって成り立っているのか
まず、アンブシュアの筋肉の代表格はこちら【口輪筋】です。
こちらはみなさんもイメージが湧きやすいものかと思います。
では、その口輪筋は他の表情筋とどのようにつながっているのかみていきましょう。
これが表情筋との繋がりがよくわかる図です。筋肉の名前は覚える必要ありません。こんな感じで顔に表情筋が存在しているんだなぁというイメージが湧いたら十分です!
口輪筋(⛵️の帆)の周りに、たくさんの筋肉(⛵️のロープ)が支えて、バランスをとっているのがよくわかるのではないでしょうか。
口輪筋を十分に働かせるために必要なのが、その周りの筋肉たちです。
アンブシュア筋は口周りのほんの一部ではなく、「顔全部!」でいきいきと働かせていきたいものです。
表情筋トレーニングと実践
では、具体的な表情筋トレーニング方法を解説します。
喜怒哀楽と変顔
1番手っ取り早いのは、顔で思いっきり【喜怒哀楽】をやってみることです!笑
中高生レッスンの場では、お互いに顔を見合わせて変顔してもらったりします。彼ら彼女らは、実に見事な変顔を披露してくれることが多くて、毎回笑いの渦に包まれます🤣
表情筋トレーニング3ステップ
❶唇を中央に集める、唇を突き出す
ギューっとしっかり口輪筋の力を使って唇を中心にグッと集めます。ギューっとしたあとに、唇の周りが疲れていたら十分です。
❷口をへの字にして、口角を下げる
口角下制筋という筋肉をメインに使って、口を思いっきり「への字」にします。
❸口角をあげてニッコリする
小頬骨筋、大頬骨筋という筋肉を使って、口角を斜めにひきあげます。にっこり!
次に、上記を組み合わせて筋肉を使ってみます。
複数の表情筋を働かせてみる
- 唇をぎゅーっと真ん中に集めたまま、口角を下げる(唇の下の方のロープが働きます)
- 唇をぎゅーっと真ん中に集めた、ニヤッとする(唇の上の方のロープが働きます)
- 一度、使っていた力を緩めます。
ここで動かした筋肉はほんの一例です。
ここまでやってみると、唇周りの筋肉がしっかり働いた感覚が残っているんじゃないでしょうか?
今、じわじわ残っているその感じをたくさん使って、たっぷり息を使って音を出してみます!
*唇周りのことに注意を払っていると、息の流れを忘れたり、頭と軸、体幹のことを忘れてしまいがちになるので、このタイミングで意識し直してあげるのがおすすめです。
さて、どんな音がしましたか?どんな吹き心地になっていますか?
ぜひ、いろいろバランスを変えながら試してみてくださいね。
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