さて突然ですが、
下の写真の動物はなんでしょうか?
そうです、シャチです!
海に住む哺乳動物で、オスの平均体長が6メートル前後、体重は5トンにも及ぶそうです。
そしてなんと、泳ぐ速さは時速60〜70キロにもなるそう!
それだけ大きな体をもちながら、脅威の身体能力の秘密はどこにあるのか興味があります!
さて、そんなシャチの骨格模型を見る機会に恵まれました。
この体の中身がどうなっているかというと…
実はこうなっています!
かわいらしいフォルムからは想像できないですが、脊椎動物として実は人間の骨格とも非常に類似した部分もあるのです。
この骨格構造にたくさんのヒントがありました。
シャチにも首の骨がある
人間の首の骨(頚椎/けいつい)は7つ。
シャチの頚椎も7つ!同じです。シャチの場合は、水中に適応するため頚椎がくっついているという違いがあるようです。
シャチの手は鍵をあけることができてしまう構造をもっている
人間にある肩甲骨や腕の骨も同じようにシャチにもあります。
前腕の部分は尺骨、橈骨という2本の骨があるのですが、シャチも同じ!
この尺骨、橈骨が存在するから、鍵穴に鍵を差し込んで回す動きを人はすることができます。
さらに5本の指があるそうです。
たくさんの共通点があって、興味深かったです。
ちなみにシャチやクジラの骨格模型は名古屋港水族館にありました。
興味のある方はぜひいってみてください😉