久しぶりに角田先生の指揮レッスンを受けることができました!
今回思い切って相談して、本当によかった!と思っています。
目次
行き詰まり感に悩んでいましたが前に進めそうです
長年、行き詰まり感がすごかったんですが、先生のおかげで課題が客観的に理解でき、確実に一歩踏み出せそうです。
レッスンの中でいただいたアドバイスの数々が本当に切れ味抜群で、今自分自身が必要としているたくさんのアドバイスをいただきました。いろいろとドンピシャすぎて、正直情けなくなったりもしました。
指揮に変な癖があると 当然奏者側が演奏しにくかったり、いい音がでなくなったりする からです。
ただ、いただいたアドバイスを実践していく中で、 客観的にみた指揮姿が短時間でどんどん変化していくのも感じることができました。
あとは日々の鍛錬!
そしていつか合奏が叶う状況になったら、今まで以上にメンバーとの一体感が感じられるようにしていきたいなと思っています!
本当に貴重なレッスン時間となりました。角田先生に感謝の気持ちでいっぱいです!
情報量が非常に多いレッスンだったので、特に印象的だったものをピックアップしてレッスンレポートとして残していきたいと思います。
指揮レッスンレポート
指揮を振る腕の位置取り【もっと体に近い距離で振る】
- 胴体と腕の距離感 で印象がずいぶん変化する
- ❌ ただ、空中で手が動く
⇨ ⭕️ 音をホールド するように
⇨ ⭕️ 腕に音がまとわっている ような感じ
【最重要】テンポの変化は腕の支点で変化する
- テンポが速いとき 指先に近い部分に支点があるイメージ
- テンポが遅いとき 肩側に近い部分に支点があるイメージ
今までは、テンポが速くなった時に図形を小さくする、手首の動きを中心に振るというようなざっくりとした理解で振っていました。
そして、支点は関節ごとに考えていたのです。つまり、
- 指先から手首
- 指先から肘
- 指先から肩
この3種類しか自分の中に長さの選択肢がなかったことに気がつきました。
1と2の間を取る、手首から肘の間を支点が移動するという観点がまったくなかったため、目からウロコでした!
今回のアドバイスいただいた、テンポによって「腕の支点が変化していく」という方向性は、 テンポの変化と曲のニュアンスに柔軟に対応していくための非常に重要なポイントになりました。
4拍子の図形で押さえたいポイント
- 指先がシンプルに図形を描くこと。ブレがない方が良い。
- 1拍目の跳ね上げは右側に振る。(教科書通りの図形だと1拍目の跳ね上げは通常左側に向かうが、1拍目と2拍目の距離を確保するため、右側に振る)
- 2拍目と3拍目の軌道をきれいに。左右の高さを均等に。
- 滞空距離を取るよりも、滞空時間を均等に。(そのために裏拍カウント必須)
指揮者の呼吸
- 呼吸感は重要。だけど、指揮者がひとりで背負い込んで呼吸をしてしまうと浅く見えてしまったり、呼吸をあわせようと返って奏者の呼吸が浅くなる原因にもなるため注意。
- あくまで奏者の呼吸しやすさが大事。
- 指揮者自身も呼吸をしていくけれど、必ずしも呼吸を奏者に見せなくてもいい。
空間の取り方と奏者から見たときの指揮者の立ち振る舞い
- 指揮台にたつとき、自分の前にある空間を大事にする。
- 立っているとき、足のどのあたりに重心を置くかで見た目の印象がずいぶん変化する。
- 【テンポが速い時】つま先の方にかけて指揮をすることで軽快なリズムを出しやすい。
- 【テンポが中庸な時】ニュートラルなポジションとして、土踏まずの下あたりを意識すると比較的安定する。
- 【クライマックスなど】曲中の大事なポイント、譲れないポイントでは、少しひいて全体を見るようにしたい。その場合はかかと付近に重心を置いてみる。メリハリをつけて使い分けるのが効果的。
まとめ
振り返ってみると、やっぱりすごく充実したレッスン時間だったので、ピックアップしてレポートにすることが難しい。笑
書ききれないほど、たくさんの示唆をいただきました。
レッスンビデオで振り返りつつ、また後日続きを書いていきます。
角田先生、ありがとうございました!