【10回集中レッスン】丁寧なカウンセリング、コンサルティングを受けている感覚です

アレクサンダー・テクニーク

3月から6月の3ヶ月間、10回集中の個人レッスンを受けていただいていたホルンの受講生の方から嬉しい感想をいただきました。


加藤有希さん 親しみを込めてユッキー先生のレッスンを受けてみた

当初アレクサンダー・テクニークのレッスンということで始まりましたが、それだけにとらわれない幅広く楽しいものとなりました。


ゆっきー先生のレッスンは、受講者の自主性と好奇心を大切にし、理知的な分析と豊富なボキャブラリーで「なんとなく」「感覚」「運頼み」「もやもや」だったものを言葉にし、演奏を確かなものにする素晴らしい「お手伝い」をしてくれます。


受講者が自分の思考や行動習慣に落とし込みアップデートできるまで、セミオーダーメイドのメソッドや意識の定着にも根気強く優しく付き合ってくださいます。

「自分はこうしたい」「自分はここに困っている」もちろん「自分はこの曲が好きだ」でもよいので「自分は」を少しでも準備できると、少しでも自分の思っている感じている考えていることを言葉に出せると、さらに効果爆上げになると思います。
もちろん、受講者が自身の状態をよくわかっていないこともあるでしょう、それもしっかり見抜いてガイドしてくれます。

丁寧なカウンセリング、コンサルティングを受けている感覚です。

メインの観点であるアレクサンダー・テクニークをベースに、演奏者の心理や楽譜の読み解き方にも踏み込んだレッスンを展開してくれます。いえ、、レッスンと言うより、対話という言葉のほうが近いと思います。

楽器演奏が、楽器そのものが、音楽が、合奏が・・・いろんなものが楽しくなることと思います。でら推しです。

山田祐司(社会人アマチュアでホルンを演奏)

 

 

一点、特に身になった新しい発見をご紹介します。
アンブシュア・モーションに取り組んでいたときのことです。

楽器の唇に当たる角度を音域によって積極的に動かしましょう:無理に固定する必要はない、固定しないほうがいい:というメソッドです。

以前バジル・クリッツァー氏などのミニセミナーを受けたことがありましたが、しっくり来ないまま実戦には投入できないでいました。その経緯をゆっきー先生へ話し、やり直していました。

ふと、とある高音について、あの曲では当てやすいのに、別の曲では当てにくいのはなぜだろう?と会話していたときのことでした。

ゆっきー先生が自身演奏されるトランペットでも身に覚えがあると、楽器の構えをして曲を口ずらんていたときに二人で気づいたのです。フィンガリング操作:指の上下による楽器の揺れが意図せずアンブシュア・モーションの作用をしていたのではないか?、と。すぐに同じ音を替え指で演奏したり半音下げたり上げたり、あの曲では?この曲では?、と、楽しい試行錯誤と言語化が始まりました。

話はホルンの小指かけ位置・レバーを指の腹/指先で押すか・果てはトランペットの何番ピストンがグリップの重心位置かにまで及びました(ゆっきー先生は2番だそうです。先年亡くなられた数原晋氏は3番だったとか、ジャズやポップスといった超絶技巧系の人はガングリップが多い?)。

以前から「なんとなくあの曲のあの旋律にはこのフィンガリングが吹きやすい」というのは経験則的に持っていましたが、その理由の多くがアンブシュア・モーションにつながっていることが「言語化することによって結びついた」のです。