指揮にアレクサンダー・テクニークを活かそう

アレクサンダー・テクニーク

おはようございます。

アレクサンダー・テクニーク教師免許取得中の加藤有希です!

今週、平成で1番の寒さ!と言われているようです。

地元名古屋も昨日今日と今季初めての雪が積もりました⛄️❄️

道路のど真ん中でたくさんすべりました。みなさんもお気をつけてお過ごしくださいね。

さて、先週の保科指揮法クリニックの興奮、まだ冷めないところです。

保科先生にいただいた指揮の動きに関するアドバイスの数々を思い出してみると、本当に洗練された保科指揮法を凝縮してしっかり教えていただいたように感じています。

改めて思い出してみても、幸せな時間でした。

今回の教えをアレクサンダー・テクニークに基づくBodyThinkingの視点で捉え、体の上手な使い方という視点で見た時に、理にかなっていることばかりで感動を覚えました。

とにかく動きが洗練されているのです。

保科先生の教えを『指揮者のためのアレクサンダー・テクニーク』という視点で分析して記しておきます。

【1.手ではなく棒先で表現すること】

アレクサンダー・テクニークで大切にされているリーディングエッジそのものです!

リーディングエッジ リンク

⭐️動きの可動性を考慮した時に、自分のエネルギーを最大限に使うことができる

⭐️奏者から見た時に明快でわかりやすい

⭐️先で表現することで、繊細な表現でもより明確に指示が伝わる

繊細な表現や明快な指示のために棒先の意識が必要だと思っていたのですが、指揮自体をより大きく見せるためにも重要な要素だということを今回改めて教えていただきました。指揮の観点から考えると、より繊細な表現からよりダイナミックな表現までメリハリのついた表現ができるようになります。

【2.無駄な動きをしないこと】

⭐️否定形の文章はより動きやすくするために肯定系に直し、『無駄な動作を手放すこと』と解釈

⭐️相手により明確に伝えるため、メリハリをつけるために、徹底的に無駄を削ぎ落とす

⭐️伸ばしの音で拍をしっかり振ってしまうとそこで音楽の緊張感がなくなってしまったり、奏者を拍で縛ってしまったりする

 棒先で表現していくことをやり続けていけば、動きが洗練されていくと僕は理解しました。1つめと2つめは同じところにたどり着きそうです

【3.奏者と自身が持っているテンポ感を信頼する】

⭐️テンポの持っている慣性と、奏者がもっている感性を信頼する

⭐️指揮者はテンポを一生懸命出すのではなく音楽がもっている慣性を信頼して、それを変化させる時にエネルギーを使う。

 信頼する という部分がとても大切だと感じました。アレクサンダー・テクニークの観点でも「信頼する」という要素はとても重要です。本来、奏者がもっているものを信頼し、それとともに音楽をしていくこと。信頼できず、指揮でなんとかしようとするとそれが動きにもあらわれてきます。なんとかテンポを守ろうとし、奏者からすると支配されているように感じることもあります。結果、奏者から見たときに無駄な動きになってしまっていたり、指揮をする上で不必要な力を使ってしまうことにつながることがあります。

たくさんの示唆をいただきましたが、特に重要だと感じた3つにしぼって記事を書いてみました。

2日間で保科先生の音楽にたっぷり触れて、自分自身満たされたような感覚があります。

今日、指揮法クリニック後初めての指揮を振ります。

新たに指揮に出会うような気持ちになっていて不思議です。