pで吹きたいフレーズがfだとうまくいく場合
この場合、安定したpのために「fの時の吸い方」が大きなヒントになります。
まずは、fの時の吸い方と吐き方を試してみる。
fと同じ息の吐き方をしてみると、当然、音量はfになります。
さて、次のステップとしてどうするか。
吐く時にpで使いたい息の量にコントロールするために役に立つのは「息の支え」です。
息の支えとは…?
「息の支え」というとすごくいい感じで便利なワードに聞こえます。
だからこそ、「支え=単純に力を入れること」「支え=お腹を意識すること」のように、曖昧に捉えられたり、勘違いしている事例にもたくさん出会ったことがあります。
具体的な動作として、
「つまり何をどう支えるか…?」
ということが曖昧になりがちなんですよね。
曖昧にせず、体の具体的な動作を理解できると、グンと自由度が増します!
今回の場合は、「pで使いたい息の量をコントロールすること」
吸った息を全て吐くわけではなく、出ていく量をどうコントロールするか、ということになるわけです。
- 吸った息をそのまま吐き切る
- → 下り坂をブレーキかけずに、自転車でくだる感じ
- 吸った息をそのまま吐き切るのではなく、出ていく息をコントロールする
- → 下り坂をブレーキをかけながら、自転車でくだる感じ
今回、ブレーキになってくれるのが「息を吸う時に使った筋肉たち」‼️
「息を吸う時に使う筋肉たち」をより実感する1つの方法はこんなものがあります。
「息を吸う時に使う筋肉たち」を実感するプチトレーニング
- めいいっぱい息を吸う
- そのまま、もう一回めいっぱい吸う
- さらにもう2回くらい吸ってみる
こうすると、息を吸うためにどの筋肉たちを使っているかを感じることができます。
おそらく、肋骨周りで吸いっぱなしにしておくための力を感じる人が多いのではないでしょうか。
吐いている最中にも、「息を吸うために使った筋肉たち」を存分に使ってみます。
これがブレーキです!!
❶ブレーキをかけないと…
吸った息100 ー ブレーキ0
= 出ていく息100
❷ブレーキをかけると…
吸った息100 ー ブレーキ70
= 出ていく息30
こんなイメージになります。
吐こうとしている時に、息を出ていくのをコントロールしている状態が「息の支え」です。
響きのあるp、安定してpの息を出したい時に多いに使えます!
是非お試しください✨